ハリウッド版『Ghost in the shell』に期待してること。

ghostshell.jp


小出しにされてた予告編から、ついに公式サイトが公開されてた。

まだまだ情報は少ないないが来年春公開の映画としては思い入れが強いので、
ぜひとも、高音質&大きなスクリーンで観てきたいと思う一作である。

元々、私は『MATRIX』の方を先に観ていて、『攻殻機動隊』は後追いした形だ。
まず『押井版:Ghost in the shell』、その後にTV版シリーズを見た私は
完全に『MATRIX』を忘れるほどのインパクトを受けた。
『MATRIX』も大好きな作品の一部ではあるが、やはりオマージュ作品だと感じた。

今回のハリウッド版『Ghost in the shell』、スカヨハ及び出演者の外見の再現は当初思ったより良かった。
ビートたけしが荒巻役なのは意外だったけど、まぁそれも許せる範囲。
TV版の少しコミカルな攻殻よりも、シリアスになるであろう(押井版ベースらしいので)。
予告編見た限りだと、ちょっと「はぇ??」みたいな背景もありましたが(笑)

気になっているのは桃井かおりの”素子の母親役”。
少なくともTVシリーズでは両親亡くなってい設定なのでどんな登場の仕方なのか??
あと、タチコマフチコマ、ロジコマちゃん達は出てくるんだろーかなーとか。

TVシリーズでも、押井版でもない新しい攻殻が観られると期待している面もあり、
いい意味で私を裏切って欲しい作品。
どうかコケないことを祈る。

とはいえ、最近ハリウッドもお金かける作品にアニメ原作やアメコミに突っ込んでる印象。
日本映画シーンのようにならないといいけど…(決して日本映画の全部がダメじゃないけどね)

『セッション』なんかは低予算ながら、震えるほどの余韻残してくれたんで
低予算映画にも期待を寄せていますぞよ。

どうか来年は豊作でありますように。


追記:本日『SWシリーズの』レイア姫役、キャリーさんが倒れたそうですが
   どうぞ快復されますように…。ささやかながら。
   ディズニーに買収されてからのSWはあまり好きになれませんでしたけど、このニュースばかりは心配です。

映画雑記:『五日物語-3つの王国と三人の女』


おとぎ話「ペンタメローネ 五日物語」を基にしたダークファンタジー!映画『五日物語-3つの王国と3人の女』予告編

 

評価:★★★★☆

ダークファンタジーが好きになった私。

早速、観ました。

小さい頃は勿論、美化されたおとぎ話しか知らなかった。

しかし私が思春期に入るくらいの頃、グリム童話を忠実に映画化した

スノーホワイト』などなど、本当はエグい童話が話題になり始めたのであり

今日、話題にする『五日物語』はグリム童話の生みの親であるグリムが

参考にしたとされる、原型の原型たる物語なわけである。

原作はもっとたくさんのお話があるようだが、映画ナイズされた三人の女性が

主人公で、同時進行するように話が展開されていく。

 

最初は交互に三人の物語が進行して行くので、少々感情移入しづらかったが、

お話が進むにつれ深く魅入ってしまった。

 

嫉妬 妬み 憧れ

 

私が今、さらされている問題って昔々から有ったもので、これからも変わることはないだろうと絶望すら感じる展開でもあったが、ラストは爽快(かもw)で

納得の行く充実の内容でした。

中でもハイヒルズ国の王女、ヴァイオレット王女。

夢見る乙女から、素晴らしく成長します。これには共感!

私の精神年齢に近いのかもですね…w

 

少し内容から離れますが、この映画の素晴らしい点である衣装

衣装ライクから映画を選んでしまう私にとっては、あらゆるアパレルブランドと

コラボしているだけあってすごく期待してましたのです。

いや、実際かなり素晴らしい衣装なのですが、残念なトコ一つ!

衣装が引き立つカット割りがあまりない…

あー、とても素晴らしい衣装なのにもったいない。

監督が見せたいのは豪華絢爛なおとぎ話ではないので、仕方ないのかもしれないですが。

その代わり、古城でのロケはかなりスケールもあり趣があって◎でした。

イタリアの映画ということで、ワインでも嗜みながらどうぞ、という映画でした。

 

 

映画雑記:『ライチ☆光クラブ』

評価:★★☆☆☆

古屋兎丸さんの絵が好きなのだ。
もちろん、影響を受けていた丸尾末広さんの絵も大好き。
世界観も好きですがな、現代ではないアノ感じ(特に丸尾末広さんは昭和の人ですので。)

なわけで、昨今の実写映画化ブームに乗っかったであろうこの映画を見てみた。
実を言うとちょっと楽しみにしてた。

元はと言えば、「東京グランギニョル」というアングラ劇団が演じていた演目の一つ。
残念ながら私は”生まれたて”位の時代の劇団だったためにリアルタイムではお目にかかれなかった。
グランギニョル出身の嶋田久作さん出演の『帝都物語』は幼ながら、強烈にインパクトに残っていますが、
本日は『ライチ☆光クラブ』を。

さて前置きが長くなってしまいましたが、映画の感想。
元の演劇を見ていないのと、古屋さんの演劇の見解と比較できないのが残念なところではありますけど
物語としては面白かったであります。
少年たちの友情と、その破滅…それに隠された真実。
グロい表現もありますが、”いかにも作り物でーす!”感のある感じに仕上がってますので
トラウマになるまではならぬです(それなりに耐性は必要ですが…)

退廃したような世界観、廃工場や未来なのか過去なのかわからない時代感、良く表現されてると思います。
それぞれのキャラに関しては、もう好き好きなのかなぁ…と。
私めは”ジャイボ””雷蔵”が面白かったですけどね。

これは映画じゃなく、やはり演劇で見るものなのかなーというのが最終的な感想でした。
グランギニョルではありませんが、近年頻繁に再演されてますので
機会があれば赴いてみようと思います。(チケット高いのよねーw)

本日は以上でございます。

巷で話題のってことで、拝聴してみた。

 

THE BAY

THE BAY

 

 Suchmos、全くメンバー予備知識なしで、

「今話題ですよ~~」

ってなことで聴いてみましたサチモス。

ジャミロクワイが好きなら好きでしょう」みたいなことはチラホラ

耳にしてたんで、すんなり耳馴染みよく聴けましたよ。

特筆すべきはベース!ベースライン格好いい、超かっこいい。

これはジャミさんにもなかった要素で、ベースのグルーヴ感半端ないです。

 

車持ってたら、間違いなくドライブしながらかけたいアルバム。

JAZZ POPとかACID JAZZすきならずとも、洋楽好きな人にも◎かな。

最近はMETAFIVEにお熱なもんで、他のもの聴いてなかったのですが、

良いもの発見できました(今更…?)ですが。

 

METAについてはまた後述しますわ~。あれはもう切っても切れない

私の歴史が集まったようなバンドですから。

 

今のところ、ここまでで。ではまた!